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念願の平和協定よ

〇目覚めてすぐに今から空を見たら朝日が昇って行く所であった。つい📷を出したが、私のカメラではあの赤い色が出ない。説明書を読めば分かるのかな。
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〇昨夜に咲いた月見草、大松宵草が正式の名前と言うが、この花を見ると、月見草がぴったりだ。2012年の神奈川歌壇に入選の歌は
「この夏の大松宵草の星明り思いて空き地に苗を植えゆく」だった。
この歌の掲載新聞を町内会長に見せて近所の嫌がらせを止めることが出来た。
名札を付けて私が植えた花を全て抜いていた老爺も、何もしなくなったので、瓦礫だらけのこの空き地が現在は花一杯になった。
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〇二つの月見草の歌を知ることが出来て、口遊んでいる。月のしずくを吸って咲くと言う歌詞があるが、この花を見ていると本当にそうだと思える。黄色と言えば少しきつい印象を受け、嫉妬の色だと聞いたことがあるが、月見草のほんのりと優しい黄色を見ると私も優しい心になり優しかった人達の思い出に浸る事が出来る。
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〇我が家の裏にこの小さな坂道がある。道はコンクリートであるが両脇が瓦礫の空き地だ。私にとって最高の贈り物になっている。通行人は、私とマンションに変える時の息子だけだ。10年以上かかったが私の花園になった。空き地を見ると花を植えたくなる。私の病気かも知れない。近所の交番と公園に、許可を得て花を植え、漸く根付いて安心して、ちょっと一休みしたら、何れもごっそりと引き抜かれていた。高齢な私の為に、手入れが大変だと、誰かが抜いてくれたのだろうと思う事にした。

〇足元に広がる冬でも緑の葉が枯れない蔓日草。
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〇息子は車の駐車に邪魔だと言っていたが、今年は小さい車にしたので、日陰にならなくなった花と私はご機嫌だ。訪韓の時に頂いた百日草が今年は家の前も後ろも横にも一杯咲いている。
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〇壁を這う定家葛の為に無窮花の枝を左に引いたので横になった枝に花を咲かせ、玄関前を明るくしている。一日花なので、朝一番に散った花柄をかたずけるのが習いになっている。
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〇急にドドンドドンと大きな音がするので音がする方を見たら、花火が上がっていた。写真にはきれいに映らないが暫し夢の世界に浸った。これは土曜日の写真だが、日曜日にも花火は挙げられた。カメラは出さずにじっくりと、見る事を楽しんだ。何の祝いの花火が挙げられたのか知らないがーーー。嬉しく幸せになった。
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八月号原稿 (五月に詠む)


念願の「平和協定」よ     (ぱっ) (ちょん) (ふぁ

   

米国は休戦協定を

一方的に廃棄し

韓国に核を配備した   

   ( 一九五八年配備・一九九一年撤収)


国際法を無視した

ブッシュ大統領の

核先制攻撃論

米国の暴走は誰も止めない


金大中大統領の訪朝に

歓喜した日々

廬武鉉大統領の訪朝も続き

南北の硬い扉は開いた


李明博大統領は南北の

扉を閉め

朴槿恵大統領は

鍵をかけた


民衆の

キャンドル革命が生んだ

文在寅大統領の

平和希求の「板門店宣言」


「休戦協定」を廃棄し

「平和協定」を年内に

南北民族の共存と繁栄の訪れだ


南北民族の意志を

米国が握り潰す

銃を突き付けられて

握手を出来る筈はない


三八度線の非武装地帯

世界遺産への道が待つ

北東アジアの平和に繋がる


米国の掌中にある念願の南北同胞の「平和協定」




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by pcflily | 2018-07-15 22:32 | 『新日本歌人』 | Comments(0)  

祖国・母国・故国を慕い続けて

七月号原稿    (4月に詠む)

祖国・母国・故国を慕い続けて   (ぱっ) (ちょん) (ふぁ

)   

生地は植民地朝鮮

アボジの逃亡予防の人質として

一歳でオモニと渡日


韓国と名称変えた祖国

四十年の後

一度だけ許された

母国訪問墓参団   (本家の伯父より古書を託される)


戻れる保証無く

記念撮影と

子供への思いをテープに遺し

覚悟を決めて出発


祖国の土になると独り帰国の

アボジの葬礼の

五十九年後の帰国にも

監視人が付いていた 

   (叔父はすでに逝去、本家の長男・従兄より古書を再度託された)


選挙権を得んと韓国籍に変更。

いとも簡単な訪韓許可

親族に誤解されていた私


独学の母国語で

交わし合った言葉の数々

真実の心は通じた

父母の傍に私の墓標までーー


生地故国の記憶

欠片さえなかった

求め続けて幾十年

はや八十路の坂に


本家に伝わる百年前の  (百年を超す古書と鑑定で判明)

貴重な古書を贈られた私 本家の長男・従兄より古書の贈呈)

本家に遺された古書が――

保存の為の訪韓をと心せかされる

   (後継者のいない従兄が急逝し、守る人がいない)


〇右の写真は本家の伯父さん、私のアボジのお兄さん(二重瞼の私のアボジより、一重瞼の本家の伯父さんに私は似ているようだ)わが朴家は男児が少ない。アボジは二人兄弟、伯父さんの子供も男兄弟二人だけ。私のアボジは男児をと願い7人も生ませたのに、女児だけであったので本家の次男を養子にした。

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〇1980年、生地朝鮮への初めての帰国。高校受験の娘を大学生の息子に依頼し、店も任せて、或いは、日本へ戻れないかもしれないと言う危惧も抱きながらの韓国行きだった。

私の念願の朝鮮でチマ・チョゴリ姿で歩くことを実行した。韓国では誰もチマ・チョゴリを着ない、暮らしていないと反対されたが、一人でも着ると最後まで譲らなかったので、オモニも妹も同調した。300人ほどの団体の中で私達母子だけであった。

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〇オモニの弟である叔父さん夫妻。
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〇大輪のピース。

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〇大輪のピースの枝に咲いたピースが中輪の黄色のゴールドハニーが同じ茎に一緒に咲いた。ゴールドハニーが咲いてピースは負けてしまった様だ。こんな不思議な事もある。

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〇家族で鍋物をする時の大皿に浮かべて楽しんでいる。そのまま咲かせておくと後から、咲こうとする蕾が惨めな姿になってしまうので取り除く。
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〇大量に咲くので、ドライフラワーにして楽しむことにした。農薬を使って無いので、薔薇のお茶にしても良いかも友思い始めている。
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〇ベランダから見たゴールドハニー。
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〇定家葛、まさきのかずら,丁字葛ともいう。小さな香りのある五弁の風車の様な花が咲く。今年は花が沢山咲いた。
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by pcflily | 2018-05-09 16:58 | アリランエッセー | Comments(2)  

南北、米朝首脳会談に祈る

六月号原稿         3月に詠む

南北、米朝会談に祈る    (ぱっ) (ちょん) (ふぁ)      

      

文在寅大統領の誕生

私の胸に芽生えた

南北和解の兆し


南北の指導者

わが民族問題は

我らの意志で

運転者は我々だ


つい100日前迄の

戦争への恐怖消えて

和合と笑顔の交流


実践された

「平昌五輪を平和五輪に」

厳寒の冬季五輪は

信頼と喜びに溢れた


希望の芽の風船がどんどん

膨らみ、不安も膨らむ

悪意の矢が飛んで来たら~~


「朝鮮国滅亡こそ其幸福は大」と

唱えた福沢諭吉の貌

今も猶、一万円札にーー


金大中大統領の訪朝の日

素直に喜び信じた

念願の祖国統一


禁句になった「祖国統一」

せめてと祈る

「南北の相互交流」

永遠に、永遠に。


☆待ちに待った南北首脳会談、明日に迫ってきた。私のたった一つの願い、それは戦争をしないこと。「休戦協定」が「平和協定」になる事だ。軍事費を使わなくとも良い関係ができること。終始一貫、共和国は「平和協定」をと主張して来た。米国が、自国の利益の為に、無視し、敵視してきたことを止めて、「平和協定」に署名する迄、南北会談、朝米会談が無事に進んで欲しい。

〇何時の日か、帰ると信じていた頃に集めた。

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by pcflily | 2018-04-26 23:46 | アリランエッセー | Comments(2)  

南北和合を祝い厳冬に開花の蔓薔薇

四月号原稿         (2018年1月詠)

南北和合を祝い厳冬に開花の蔓薔薇   神奈川県    (ぱっ) (ちょん) (ふぁ)


厳寒の寒風の中

厳冬に五輪の蔓薔薇ゆれる

硬い蕾が喜びの出番待つ


苦闘のハルモニ達を招待

祖国が無視、放置したこと

謝罪の文在寅大統領


生存中に公的謝罪と賠償を求め

水曜抗議デー

26年間・1318回だ


去年の秋頬寄せ合った

金福童さんの入院

招待の直前に逝去のハルモニ

生存者は三十一人


あえかな少女を拉致し

強姦の日帝の罪業

世界の歴史は記憶する


文在寅大統領構想の

平昌五輪を平和五輪に

IOC、米、中も応援する


南北統一旗掲げ共同入場

南北統一チーム

南北海外同胞応援団等々


「アジア大会」在日同胞応援団

子と参加した日の感激蘇る

平昌五輪の無事終了を

ひたすら祈る、終日


トランプも祝う南北会談に「安倍」は北への制裁ばかり


☆南北分断に日本の責任もある。何らかの統一への協力をしようとするのが、当然だと思うのだが、朝鮮を植民地にして得た利益を忘れられないのだろう。

朝鮮戦争で得た日本の復興も忘れないのだろう。朝鮮の分断が長く続くことを願う日本政府の態度には怒りがこみ上げるばかりだ。

〇パソコンに写真を入れる方法が変わってしまって、映した映像が探し出せなくなってしまった。

〇オレンジ色の月をカメラにおさめようとしたが、、私のカメラでは無理だった。

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〇どうして、こんな形に映ったのだろう。
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〇これも月だと言って、信じて貰えるだろうか?
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by pcflily | 2018-03-01 18:20 | アリランエッセー | Comments(2)  

尹東柱と語るー生誕100周年記念に

三月号原稿

尹東柱の「序詩」と語る――生誕一〇〇周年に  (ぱっ) (ちょん) ふぁ










)

「死ぬ日まで空を仰ぎ」     (括弧内は尹東柱の詩)

   悲しみ苦しみを乗り越える

「一点も恥じることなきを」

   父母に誓い、子に誓う


「葉あいにそよぐ風にも」 

わたしはこころ痛んだ」

   降りしきる雪と雨と

   人の言葉にも傷つく


「星をうたう心で」

   道の辺の草と花と語り歌う

君と吾の歌


「生きとし生けるものを愛さなければ」

   私には愛せないものがある

   あなたの命を奪ったものと

   戦争犯罪認めぬ輩を


   この世の最大の罪は殺人

   自死も罪なり

天が授けた命なれば


   未知のわが余命

   終活は遅々として進まない

   己の日記と写真さえ捨てられず


「そしてわたしに与えられた道を

歩みゆかねば。

今宵も星が風にさらされる」


百年を経て変わらない日本の不可思議のあり「朝鮮蔑視」


☆大好きであった尹東柱の詩を作品に織り込んだ。このような作品が認められるのか分からないが、どうしても、この形しか考えられなかった。短歌には、古歌を織り込むことがあるのだけれどーー。

3月号は2月の末に届く。選者はどんな選を下さるだろうか?

☆尹東柱の生誕100周年記念の催事が立教大学で昨年の11月23日に行われた。私の心が萎えていたので久し振りに外出をした。滅多に会えない方にもお会い出来て、意義ある一日であった。

講演と座談会、ショートフイルム上映、詩劇上演、ソウル芸術団の創作歌舞劇と盛り沢山の内容であった。

創作歌舞劇は、もう一度、尹東柱を読み直そうと思わせる感動的なものであった。

☆尹東柱の詩に夢中になっていた時期があった。「序詞」に自分でメロディーをつけて歌い、思いが溢れ涙を零した事もあった。


〇居間から見えた夜明け前

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水仙、今年は花が少ない
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白薔薇
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黄薔薇
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ガーデンシクラメン
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回復出来ない私を元気付けようと、日比さんから宝箱が送られてきました、有難うございます。ブログを書けるまでになりました。
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by pcflily | 2018-01-17 18:27 | アリランエッセー | Comments(4)  

李容洙さんと歴史学者百八十七人の声明

八月号

李容洙さんと歴史学者百八十七人の声明     朴貞花

日本人将兵の輪姦と拷問の

後遺症に苦しむ

李容洙さん

初見の私達に

話題は尽きない

「儀軌」返還に尽くした

慧門さんとの会話に繋がった

五十八歳で大学入学

大学院まで進み

国際法・歴史を学んだ

訪日と訪米の証言

闘い続けた幾十年

先に逝ったハルモニ達の

恨をも抱きつつ――

今年も訪米の李容洙さん

その願いも、会見も、

国内の歴史学者の意見も、

完全無視の安倍首相

スローガンを連呼していた

ヒットラーの姿にダブる

安倍首相の詭弁と欺瞞

「米国合同会議での演説」

七日後の首相への警告状

日・米・欧の歴史家

百八十七名の集団声明が熱い

植民地支配と

侵略の歴史を直視せよ

日本軍の性奴隷の強制を認め

謝罪し責任を取れ
    世界の声は届くのか?


○戦争と女性の人権博物館、前列右から三人目が李容洙さん

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○駐韓日本大使館の前、亡くなる人、病気の人が増えて来ている。此処に来て、抗議できる人が減ってきている。今回は二人のハルモニだけであった。
○右側は金福童さん、過去にマンデイㇻ氏やキング牧師も選ばれた「自由のために戦う英雄100人」に選ばれた。「水曜集会」に毎回出席していた。
(2015年6月1日・朝鮮日報)



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by pcflily | 2015-06-01 11:32 | アリランエッセー | Comments(2)  

メデイアは自立出来るのか?

四月号原稿 

メデイア自立出来きるのか?   朴貞花    神奈川県

NHK・今年の大河ドラマ

「花燃ゆ」の主役は
吉田松陰を支える妹――

明治の偉人達が慕う

吉田松陰は
尊王討幕と
アジア侵略思想の
先鞭を切った

吉田松陰に

連なる伊藤博文

山縣有朋・木戸孝充等

明治礼賛の「坂の上の雲」を

異例の2年連続放送をした

NHKで政治のネタ

没にされたという

強い日本を作ると

 安倍首相

防衛費3年連続増

先進国上位の

長期債務を抱えながら――

教科書から消す

 慰安婦・強制連行

 大学の軍事研究を許す

権力に追随する社会

関東大震災事の日本各地に
 流言を広めた新聞だ

首相と会食するマスコミ関係者

メデイアは自立できるのか

じわじわと集いの輪から
 外されていた私
右傾化の
 風潮は此処まで来ている

☆新年の新聞を飾ったNHKの今年の大河ドラマ「花燃ゆ」は、私の神経を逆なでた。国を挙げて右傾化に進んでいるのだと思ったからだ。気分の良くない正月であった。
「新日本歌人」の投稿は3か月前だ。上記の作品は1月に投稿している。選者が、どのような判断をするか分からないが、批判をよそに「歌」とも言えない様なものを、書きたいことを、勝手に書いて、投稿している。
今日は3月19日だから、2,3日のうちに「新日本歌人」は届くだろう。会員のうちで、何人が私の作品を呼んで下さるか分からない。けれども、今日はちょっと嬉しい気持ちになっている。タイミング良く、今日の「朝日新聞」の【異議あり】に小島毅さんの(松陰の「行動」への賛美 実は危うい)が掲載された。
私の作品の不足分を補って下さった様で、嬉しくなってしまった。この偶然は本当に、有難くて感謝の思いでいっぱいだ。
☆3月19日の「神奈川新聞」の「論壇、特報」欄には、報じるメデイア側がいかに対峙していくかを考えるシンポジュウムが都内で開かれたたことが掲載されている。
「自主規制こそが危険」「メデイア内部にはびこる萎縮に向き合わなければならない」「権力を持っている人間にやり込められず、立ち向かう。そういった姿勢が日々、求められている」など嬉しい意見が出ている。
最後に「隣の韓国では軍事政権下、投獄される記者も命を落とす記者もいた。彼らの姿を見ていると、権力だ、秘密保護法だと萎縮しているメデイアの姿に恥ずかしくなる」
「何をもって記者人生を歩んでいくか。秘密保護法が問い掛けているものは記者一人一人の職業観、人生観なのだと思う」としめている。
強くなり頑張って欲しいと心中より思う。


○夜に映せば部屋の灯りの反射でうまくいかず、昼は、背後に広がる空が主役になる。横から写してみたが、やっぱり全部は写せず、おかしな形になってしまった。出窓一杯を飾っている実物は本当にきれいで私を幸せにしてくれる。花持ちが良いので胡蝶蘭は育てがいのある花だ。

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○温室なしで、胡蝶蘭を育てているので、夜は、段ボールの中に入れ毛布などをかぶせているが、その時に花が一輪落ちてしまった。捨てられなくて飾っておいたら萎れて来た。可哀そうなので水に浮かせておいたら,また生き返り、もう一ヶ月以上にもなるだろうか。この大皿は一人暮らしになって使うチャンスがないので水を張って何時もテーブルの上に置き、部屋の乾燥を防ぐために働いてくれている。



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by pcflily | 2015-03-19 21:05 | アリランエッセー | Comments(2)  

在外国政選挙

三月号原稿

在外国政選挙       朴貞花 

         

姉妹全員が韓国籍

批判の中でただ一人

祖国朝鮮の統一を願い

朝鮮籍の幾十年――

国籍欄に「朝鮮」と

記入させたのは日本国だ

いつのまにか

「朝鮮」は記号となった

李明博大統領の強硬政策に

韓国留学中の孫の為に

変えてと懇願した娘の言葉にも

動じなかった私

「在外国政選挙」が

私を捉えて離さない

二〇一二年より

「在日韓国人」は投票出来るという

国政選挙に参加したい

余命を思えば

最初で最後の参政権行使の

たった一度の機会かも――

韓国籍に変更を決める

父の戸籍簿に一人だけ

未婚の娘として残されていた私

韓国の夫の戸籍簿を探し

結婚届、夫の死亡届

二人の子の出産届け等々の

入手に駆けずり回る

漸く手にした一票に託した

希望は叶わず

朴槿恵大統領の誕生

韓国も日本も世襲を選ぶ
 北の世襲を嗤いながら


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○私の万歩計は、1000歩に行く日はめったにない。散歩もせず、外出もしないからだ。生来の怠け癖が、老化と共に表面化されてきているのだろう。そんな怠け者が、毎日欠かさずにすることが、花の手入れだ。温室もないのに胡蝶蘭を咲かせようと頑張っている。この真冬の寒さから守る為に、段ボールをかぶせ、毛布やビニールの包装材などをかぶせる。茎が伸びてしまってからは、段ボールを二つ重ねて高さを調節している。今朝は箱から出すのにぶつかってしまい花が落ちた。胸がキューンと痛んだ。陰暦の一月だから、まだまだ寒さが続くはずだ。

「春よ来い、早く来い 咲き始めた胡蝶蘭 春よ来いよと待ってるよ」と思わず 替え歌にして歌ってしまった。一人暮らしの長い私は、独り言を言うばかりでなく、すぐにその時の思いを替え歌にして歌う。

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○今朝の朝日新聞の記事を読んで、山下公園に行って来た。
「集団的自衛権にNO。2,21神奈川大集会」に参加した。
神奈川ばかりでなく関東地方全地域から参加していたようだ。千葉・長野・山梨・東京などの色々な団体名の幟が見えた。私が声をかけてみた人は殆んど、何らかの団体に属していたようであった。朝鮮人で個人参加をした人がいたのかどうかは分からない。発表によると8000人以上の参加者があったという。
主催は横浜弁護士、共催名に、日本弁護士連合会、関東弁護士連合会、東京弁護士連合会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会がある。
浜矩子同志社大学大学院教授、安倍浩己神奈川法科大学院教授、半田滋東京新聞論説委員兼編集委員、村越進日本弁護士連合会会長、国会議員の共産党の志位さん、社民党の福島さん、民主党のコンドウショウイチさんは名古屋からとのことであり、多彩であった。
それぞれ、短い時間の中で、胸に響く言葉を発していた。なかでも、浜さんの三つの事、耳と目と手の話と半田さんの話は良かった。こんなにも皆が、一生懸命に危機感を持っているのに、何故、現状は変わらないのだろうか?
何時も抱いていた怒りの思いを、シュプレヒコールで、あるだけの声を張り上げて、パレードコースを歩いた。


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by pcflily | 2015-02-21 21:24 | アリランエッセー | Comments(2)  

高麗仏画『水月観音図」を観て

二月号原稿

「東山御物の美」展を観て           朴貞花

    

「東山御物の美」展に

現存する最高の高麗仏画

「水月観音図」

心昂ぶり、私も佇む

室町時代から江戸時代まで

朝・日の善隣関係は続いた

秀吉の暴挙の侵略を除けば――

誠信を通わす使節

朝鮮通信使は室町から――

鎖国時代の江戸まで

交流は文化の華を咲かせた

万葉集の巻十五に

遣新羅使の歌一四五首

遣新羅使二十五回・遣唐使十五回  (遣隋使・三回)

遣新羅使を言わない人々       (遣渤海使・十三回)

          

        

一番近い隣国

一番長い交流

歴史に遺る二〇〇〇年

友好的であった時代は長い

「ニッポン」からの触手

倭寇・秀吉の侵略

明治時代の日韓併合

殺せと叫ぶヘイトスピーチまで

史実を事実を真実を伝えない

過去を棚上げの歴史認識

和解より敵視の

北の報道は拉致ばかり

特定秘密保護法の施行は

戦争のできる国への一歩だ

ウチナンチューの誇りの勝利

未来に明りを灯さなければ――

☆「高麗仏画」の大多数は日本に現存すると言う。
それは、さておいて何故に、隣国と仲良くしようとしないのか、理解が出来ない。米国の片棒を担いで、かつての「侵略国であったころの夢を再び」とこの国は、動いている様にしか見えない。後藤さん達が捕らわれていることを知っていながら、安倍首相は「イスラム国」に口実を与えるような発言をした。国民の命の大切さを思うなら出来ないことである。彼は自分以外の人間の命を粗末にする恐ろしい人だ。

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○秀吉の朝鮮侵略時に日本軍に大打撃を与えた亀甲船の模型の前で、2014年6月「世宗文化館」にて

☆2015年2月14日
☆笑われるかもしれないが、私は、何時も霊感や、オモニの言葉の真面目に生きていれば、直ぐにはその答えが出ないが、必ず神様は見ているとの言葉を信じている。大多数の人は、そんなことはないと思うのだろう。
私には他人に誇れるような肩書が何もない。朝鮮語教室をやっていた時も、間違っていることが確かであるのに、肩書のない私の意見よりも、肩書のある相手の言葉を信じることで情けない思いをしたことが、幾度もあった。
朝鮮通信使は江戸時代という事は知っている人が多いが室町時代にもあったことは余り知られていない。
今朝の朝日新聞に、呉座勇一氏の「交流の歴史学」があった。知られていないが、「朝鮮通信使」は室町時代にも来日していた。の文言があった。タイミングよく、この記事が出たことは、守ってくれる何らかの力があったと思ってしまうのである。『新日本歌人』2月号の投稿作品をこの2月11日にブログに載せて3日目なので、この記事を読んだ人は、私の作品を信じてくれると思う。
『新日本歌人』2月号を読む人の中にいる私の作品への不満を持つ人にも届きそうな気がする。3か月前に投稿する作品の内容が、このように公の記事に載ることが何度もあった。






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by pcflily | 2015-02-11 11:47 | アリランエッセー | Comments(2)  

朝鮮語抹殺に奔走した朝鮮総督府


一月号原稿    二〇一五年

朝鮮語抹殺に奔走した朝鮮総督府      朴貞花  神奈川県

本家より賜いし「朝鮮本」読み解くに

わが祖・朴天貴の著書二十巻

現存するは三巻とあり

総督府は一九一〇年

憲兵・警察を動員し

書店・旧家を急襲

十万余冊の書籍を焚書

十万余冊を没収した

民族意識を高揚させると

読むな売るな貸すな――

民族意識の抑圧に専念

貴重な本の焚書は続けられた

朝鮮語学会は

朝鮮語の整理統一と

「ハングル綴り字統一法案」を完成し

朝鮮語辞典の編集をしていた

一青年への不審尋門から            

家宅捜索をし逮捕

拷問で事件を捏造

特高の狙いは朝鮮語学会の弾圧だった

朝鮮語学会の二〇年の労作の 
朝鮮語辞典の原稿を没収

飢えと寒さの中の拷問で獄死させ

生き延びた人に死刑を宣告――

民族の魂の言葉を抹殺せんと

奔走した総督府

言語まで奪おうとした国は

世界で日本が唯一だという

☆日本は朝鮮を植民地にする為に、あらゆる悪事を続けたが、植民地にした後にも、現在では、考えられないほどの酷い仕打ちを続けている。
劣等民族と教え込みながら、進んでいた文化を取り上げることに必死であった。朝鮮人の力を恐れていたのである。江戸時代には秀吉が略奪してきた印刷技術や人材で江戸文化は発達したという。
一番近い隣国であり、一番長い歴史的関係がある国なのに、何故、こんなことをしたのかと思うと同時に、21世紀の現代にさえ、首都の東京を含む文化都市で、普通の人ならば聞くに耐えられない罵詈雑言を吐いているのを、国が放置しているのはどうしてなのだろうか?理解できない。この世の中は私にとっては理解できないことが、あまりにも多すぎる。


○初めて韓国となった生地に母国訪問団の一員として訪韓したのは1980年、親戚に一度だけでも会わせておきたいとの父母の願いで、夫のいなかった私と妹を連れて行った。
少しだけだが朝鮮語が理解できた私が、あまりに熱心に色々な事を聞くので、本家の伯父さんが、命の次に大切な本であるが研究しなさいと、貸して下さった。日本では朝鮮本と呼ばれている本だ。アボジが韓国で亡くなった1999年に返さなければと持参したが、あまり研究できなかったと話したら、もう1度持って行って良いと貸して下さることになった。朝鮮籍の私は、度々の訪韓は難しいので、オモニの親戚の家も訪問することになった。秀吉の朝鮮侵略の時に、日本人から帰化した(降倭という)オモニの始祖となる金忠善(沙也加)を奉っている鹿洞書院にも連れて行って下さり、八万大蔵経を保管している伽耶山、石窟庵、安東などの観光もさせて下さった。
その時に、この貴重な本は、すでに韓国籍になっていた妹の一人が、荷物になるからと、先に持って帰ってあげると言ってくれた。
親戚が観光地にも連れて行って下さり楽しい時間を過ごして、遅れて日本に帰った。本家から借りた本を先に持ち帰ってくれた妹に、本を渡して貰おうとしたら駄目だと言って渡してくれなかった。信じられない嘘みたいな本当の話だ。15年間、私の手元に渡されることはない儘であった。
2014年4月にオモニが亡くなり、遺骨を持って韓国に行く時に返さなければならないと言って、漸く、持って行くことを承知させた。事前に事情を伝えてあったからであろうか、本家の伯父さんは、すでに亡くなっており、本家を取り仕切る長男のお兄さんは「貞花が管理しなさい、貞花に上げる」と姉妹全員の前で、お兄さんは宣言して下さり、私が管理することになった。漸く、ゆっくりと、読むことが出来るようになった。

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○こんなに貴重な本を、どうして私が預かることになったのだろうかと思う。息子に話すと信じるか信じないかは自由だが自分は迷信とか、霊感などは信じないと言うが、私は信じる方だ。何故なら、小さいころから不思議な体験をたくさんしているからだ。
今回も、韓国から取り寄せた戸籍謄本を見ると、私だけが、朝鮮の돌림자の「夏」という字がついて「貞夏」となっている。七人姉妹の中で私だけについていた。長女は「化」という字がついて「順化」となっている。
本家の同じ世代のお兄さんは二人なのだが、長男は「正夏」次男は「文夏」である。次男は私のアボジの養子になった人だ。七人もいるのに私だけが、いつも朝鮮に拘り続けた。誰にも強制されたわけでもないのに、一人だけ、他の姉妹と違う考え方をしていた。この戸籍簿を見た時に、ここにあったのかと考えてしまった。この「貞夏」と戸籍簿に載せられていたからなのではないかと思ってしまったのだ。
돌림자は항렬자(行列字)のこと、一族の中で同世代の名前に同じ文字を使う。兄弟や従兄弟の間では必ず同じ文字が使われ、年齢にかかわらず、上下関係が分かり、年下でも伯父さんになることもある。但し、男性だけにつけられた。五行思想に基づいて決められる。朝鮮の長い歴史のなかで、名誉のある偉人が出た時にその人からの派が創立される。数が多い場合は、長年その一族から偉人が出なかった証になる(日本の場合は数が多い程良いようだが)
アボジの場合は、朝鮮王朝の世宗大王時代から始まっており十六世(代)であった。現在は、戸籍法も変わり、この様な事は知る人も少なくなり、決して許されることのなかった同姓で結婚することも出来るようになった。在日の場合、両親も亡くなり、自分の出自さえ分からなくなっていることも多いという。

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○外国人登録を初めてした時の書類の写しである。朴貞花(ぼく・てい・くわ)の振り仮名がある。子供の頃は、チョンヒ・スンジャ・りか等色々あった。家族が貞花(ていくわ)と呼ぶことはなかった。
朝鮮の戸籍簿にはずっと「貞夏」と届けられていたわけだが、最近の大統領の選挙権が欲しくて、韓国籍に変更した時に、日本の役所に届けられていて、使い続けてきた「貞花」に改名した。改名はあっけない程の簡単な手続きで済んだ。
この時代には、日本語の漢字の発音にも古代の百済から伝えられた発音が残っていたのだろうと思える。「花」と言う字の振り仮名が単純な「か」ではなく、「くわ」となっている。ハングルでの正確な発音は「하 」ではなく「화」である。
何故、「貞花と」なったのかと考えてみた。姉の「順化」を見てその頃の村役場の人が「順化」では女の子の名前にしてはふさわしくない、可哀そうだと思ったのかもしれない。そうして、「順化」を「順花」にして、次女の私の「貞夏」を「貞花」としたのだろうと思う。姉の順花は、その後、日本的な順子を使う事が多かった。妹の「玉山」も「玉子」と名乗っていた。私は、一度も、貞子とはならなかった。融通が利かなかったのかもしれない。村役場の職員が、こんなことをしてくれたのは善意であったと思う。その頃には、オモニの作る密造酒を飲み、親しくなってたのかもしれない。日本で暮らすためには、この方が良いと思ってくれたのだと思いたい。




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by pcflily | 2015-02-07 23:26 | アリランエッセー | Comments(2)