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憂愁の淵に沈むばかり

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「アジアの戦争展」で買った苗であったが、6年目にしてようやく蕾を2個つけた。開花を始めて3日目に、もう散りそうなので切り両親の写真の前に飾る。

 昨夕からの春の嵐で向こう三軒両隣の道路に薔薇の花びらが散り敷いていた。迷惑と思うので、風の中を片付け、枝についている薔薇も手の届くものは踏み台を置いて切り取り、花瓶に生けたり大皿に浮かせた。今夜は薔薇の風呂にしよう。

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入居して直ぐに購入した「ハニーゴールド」16年目の今年もたくさん花をつけてくれた、花期も長く丈夫な薔薇だだ。

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アブラムシを退治してくれるテントウムシ、仲良しらしいぴったり寄り添っている。
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手前にあるのは琴だ、息子の修学旅行のお土産、あの頃は本当に優しい子であった。

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緑のカーテンにと2階のベランダに届くまで育てたのに、屋根の上まで伸びる勢い、切っても切っても伸びる。手に負えないので、何日もかかってベランダから切り離し、下に落としたがこの後の始末が出来ないでいた。花の事は自分の趣味なのだから、手助けを頼まないで言われていたが、お願いをしたかいがあって、今日は、孫と一緒に片づけてくれた。


六月号原稿
憂愁の淵に沈むばかり     朴(ぱっ) 貞(ちょん) 花(ふぁ)                        
            
終の棲家も表札は「朴貞花」
鍵を開けた玄関に愛用の下駄
スリッパなく布草履
着物姿の美人図壁面を埋める

生地の朝鮮の記憶なく―――
綿入れ半纏にくるまり
涙に暮れたふるさと
雪の会津を想う

日本語は私の
国語でないと知った日
堅香子の花の
オモニ手作りの人形

朝鮮語も朝鮮史も
子育て終え、独習で学んだ
辛くて悲しくて
何度も本を閉じた―――

焼肉より寿司を好む
師も友も日本人
日本語の思考と常用
でも、私は朝鮮人

日本の朝鮮侵略の為の
「盗測」から始まった     (盗測・1872年)
強奪の植民地占領が
私をこの地に住まわせた

この世界に正義は通じない
無力な国、無力な人間は
差別、蔑視、攻撃を受ける

史上最大の
米韓合同軍事演習―――
悪逆非道は栄える
私は憂愁の淵に沈むばかり
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by pcflily | 2016-05-04 21:46 | 『新日本歌人』 | Comments(2)