韓国最高裁の判決に思う

二月号原稿

  韓国最高裁の判決に想う   (ぱっ) (ちょん) (ふぁ)   神奈川


「言霊の幸ふ国」とは

自己利益の為に

言葉を弄び、他者を痛めつける国?


「朝鮮半島出身労働者」と

良心なき安倍首相

銃と軍事力での強奪を恥じない


個人の請求権は「消滅していない」が、

権利は行使出来ないと

弁明は矛盾の河野外相


敗戦を終戦、武装解除と言う

己の拉致強奪の過去は鎖し

他国の拉致を喧伝する


炭鉱に連行されたアボジの

逃亡予防の人質であった

オモニと一歳の私


日本国の罪業の

生き証人の一人

謝罪、賠償なく

蔑視、放置の幾十年


日本刀を愛で

仇討ちが主題の「忠臣蔵」

十二月に華やぐ


朝鮮の伝承物語

「春香伝」「沈清伝」

いずれも一筋の愛―――


『新日本歌人』2月号が届いた。Ⅰ月号の選者と同じ女性だ。年齢も選者の中では若いので、話が通じると思った。

ところが、この2月号を開いてみて私は言葉が出ない程に驚いた。

この度も、私の大切に思う内容の言葉の下線を引いた部分をすっぽりと削除してしまったのである。


『新日本歌人』には、毎月、しっかりとした同感できる立派な内容の評論を書いて下さっているイギリス在住の渡辺幸一さんが、いらっしゃる。この方は、今月号に「なぜジャパンタイムスは批判されたのか」として、安倍首相の発した言葉に対して書かれている。

事程作用に、大切な問題であるのに、選者は切り捨ててしまった。

彼女はこの評論を読んで、何を感じるだろうか?


敗戦を終戦、武装解除という言葉のまやかしを私は衝いているのに削除した。知識がないのかの?同感出来なかったのか?

又「忠臣蔵」を好む日本人への宜うことの出来ない思いを書いた部分をも削除した。読者はなぜ?朝鮮の物語の事を書いたのかを理解できないだろう。選者は訳の分からない作品に仕上げる事で、私、朴貞花を貶める作戦なのではないかと想像してしまう。


〇居間の窓から、朝日が見える。晴れる日は、朝日が昇る状態で分かる。朝日が姿を見せる寸前の藍色の空の色は瞬く間に薄れてゆく。顔を見せた太陽はカメラを向けられない程に強い光になり、映らない。そして、周りの藍色の空は薄く変色してしまう。

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# by pcflily | 2019-02-01 13:31 | 『身世打鈴』エッセー | Comments(2)  

余命が気になる

いつの間にか、新年2019年1月8日になっている。あまりにも、早い日々が続いている。昨年から、「終活」とやらを始めたが、全く仕上げは見えずに、毎日毎日、時間に追われている。

自分が如何に色々な事を学ぼうとし、また、関わって来たのかを、膨大な資料を見て、、改めて感慨を覚える。そしてえ、純粋だった過去の自分に対して愛おしさを覚え、捨てることが出来ない。

 

例年の如くに、息子の家族、娘の家族が新年のあいさつに来た。今年は娘の孫と嫁が新入りしたので、総勢12人だ。私は、80歳にして、曾孫を見る事になった。曾孫を見ても、80歳であることに実感がわかない。他人事の様だった。この様に、老いた事を自覚出来ないままに、人間は生き延びてきたのだろう。

私は、いつも男女の差別に反対であるが、女性は子を産むことが出来る、この素晴らしい能力を使わないのはあまりにも勿体ない、愛しあった二人が結婚できなかった場合でも、子どもを産むべきだと言っていた。

私のオモニは22番目の曾孫が、私の5番目の孫であった。その後も甥や姪が結婚をしているので、もっと増えているが、未婚の子もいるので、我が家の姿を見ても、人口が減っている事が分かる。


〇庭の花の水仙全部は、部屋の中の花瓶に納められ、外には、火鉢に植えた小さな花ばかりだ。


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新年の夕陽は写せなかったので夕陽をカメラに納めた。

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『新日本歌人』の1月号が暮れに届いた。この選者は、現在の選者の中ではただ一人の女性の選者であり、70代とのことで親しみを持って電話で話す事もあったので、理解力のある選者と思っていた。

けれども、作品のタイトルは、一番言いたい事、大切な事として付けるのに、タイトルの内容の入っている3連をすっぽりと抜いてしまった。タイトルも作品の1部である。


「余命が気になる」ようになったのは、80歳になったことで、漸く子離れをして、まだ、私の命が残されているのなら、学びたい事、経験をしたい思いが初めて私に出てきたからである。

長年の私達の夢、南北朝鮮の和解も進んできたからである。そのことを、この選者は読み取れなかったのだろうか?後半の3連全部を没にしてしまった。


2017年12月号の私の「行政の差別と司法の擁護」も「行政の差別を司法が擁護」の文言を選者は詩情をと切り捨てた。(この時に、今回の女性の選者に電話で私の思いを話している)


2018年の10月号に「透明人間にされた私」のタイトルの作品で「痛恨の極みのわが思いを詩情がないと切り捨てる」と詠んで抗議をしている。


読者は何故?このタイトルなのかと理解できないと思う。形が整っていないから、字数が多いからと切り捨てたのなら、人間に例えれば、美男美女なら認める、障害のある人は認めないという事になると思う。実質的な中身はどうであろうと~~、もっと言わせてもらえば悪人であろうと美形であれば良いという事になる。


一月号原稿

余命が気になる        (ぱっ) (ちょん) (ふぁ)     神奈川


三十迄生き延びたら

儲けもんの筈だった

いつの間にか八十歳


この世に生きる命は

父母からの賜物

父母に従うだけだった


母となり

子の未来を守ると

父母に背いて家出


目覚めの床で

今日を生きていけるかーー

夜のベッドで

今日も生きられたーー


ひたすら祖国と

吾子を思い、走り続け

乗り越えた幾年月


人生は練習時間がない

毎日が初めての経験

そして、今日が一番若い日


一泊千百円のゲストハウスと     

格安航空券をパソコンで探し

韓国の父母の墓参りと博物館巡り


八十路の子離れは

知識欲と行動欲に駆られる

南北和解も嬉しくて。

余命が気になる


# by pcflily | 2019-01-08 15:46 | アリランエッセー | Comments(0)  

修学旅行生の土産物を没収した日本国

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十二月号原稿 


高校生の土産物を没収した日本の実態とは?

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烏はカーカーと

鳩はポッ、ポッと鳴く

日本人は日本語で話す


朝鮮人は朝鮮語を話したい

その基本的な事の為に

朝鮮学校は作られた


朝鮮人は、そして私も、日本に、

自由意思で来たのではない

日本の植民地政策の結果だ


米国の覇権と,利権は 

朝鮮を分断させ

朝鮮人の帰国を阻んだ


分断に日本の罪責がある

謝罪を込めた待遇もなく

朝鮮人への法的排斥を続ける


祖国に修学旅行をした

高校生の土産物を

没収した日本国


拉致問題、北の核脅威ばかりを喧伝 

 (米国は休戦協定違反の核を韓国に配備した)

宗主国の支配地との国交断絶は

世界で唯一、日本だけだ


アジアの平和を招く 

南北の和解に反旗を翻し(分断の利益甘受ける為)

軍事費計上は過去最大の

5兆3千億円超という


☆信頼している友人が入院中で、時々電話を下さるのでいつも、励まされていたのに、病状が芳しくなかったのだ。長い事、声を聴くことが出来なかった。唯一の意思の疎通が出来る同胞女性の友人である。誰も信じられないと鬱の状態が続いて、ブログを書く気持ちにもなれないでいた。彼女の声を聴くと、私はもっと努力をしようと言う気持ちになるのであった。大切な人、権星子さんが今日電話を下さった。嬉しくて、しっかりしなくてはと思うことが出来た。思いがけない事に、今日も又、日比さんからの母の愛のように心のこもった贈り物が届いた。8歳年長の彼女は、娘に送るつもりで送って下さるという。本当に有難い人である。今年ももう残り少ないというより、三時間ぐらいしか残っていない。

「終わり良ければすべて良し」と言うから、今年も私にとっては、本当に良い一年であったとしみじみと思う事が出来る幸せな2018年の大晦日の夜になった。


# by pcflily | 2018-12-31 18:32 | アリランエッセー | Comments(0)  

1348回の水曜集会なり

この12月5日の1364回目の水曜デーの日に、性奴隷被害者のキムスンオクさんが逝去された。12月5日は性奴隷被害者の公式謝罪と賠償を求める駐韓日本大使館前で行われている水曜デーの日だ。韓国政府に登録された240人は生存者が、わずかに26人になってしまった。

日本の公式謝罪と賠償を求めて、運動の先頭に立って闘って来たキンスンオクさんは、病を得て入院していた病院でなくなってしまった。

日本は、どこまでしらを切り逃げ続けるのだろうか?

世界記録遺産に登録しようとした記録関連文献は2744件だ。ユネスコ小委員会は「唯一で代替え不可能な資料である」と評価した。韓国、日本、中国等7か国の民間団体が集まって、世界記録遺産登録の決定を促す集会をした。日本は2017年にユネスコの分担金の先送りをした。日本の圧力と反対で手続きを止められているからである。


十一月号原稿  (二〇一八年八月詠)

1348回の水曜集会なり  (ぱっ) (ちょん) (ふぁ) 

  

日本軍慰安婦問題解決をと

39度の猛暑のソウルに

1348回目の水曜集会


「私が証拠だ」と名乗り出た

金学順さん

八月十四日はメモリアルデー

国家記念日となった


「日本軍の性奴隷」を

「日韓合意」を口実に

解決したと拒否する日本


慰安婦問題

在日へのヘイトスピーチ

沖縄住民への基地被害等

人権無視の国――


国連人種撤廃委員会の

度重なる解決要望と叱責に

無視を続ける日本国


日本軍の性奴隷だった

人類普遍の女性人権問題と

世界が謝罪と賠償を求めている


安倍政権を支える半数は女性かもーー

日本のMe Tooも進まない

あいまいと忖度の国らしい


沈黙せず正義を取り返そうと

コンゴ・イラクからも参加した

世界連帯集会

1348回目の水曜集会

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# by pcflily | 2018-12-10 15:24 | アリランエッセー | Comments(0)  

権星子さんの短歌

☆夫の急死で短歌を詠むようになったのは1973年、上京して三年目の12月であった。初めて詠んだ短歌が「朝日歌壇」に入選したことから、気の向いた時に投稿するだけだった。「朝日歌壇」に入選した事で、未知の人であった権星子さんから手紙が届き知り合う事になった。

実際に会えたのは三度だけである。けれども、私にとっては無二の親友となった。共に喜び共に泣ける人である。

権星子さんは私よりも早い時期から「朝日歌壇」の入選者として知られた人であった。近藤芳美先生の「無名者の歌」にも権星子さんの短歌は採り上げられている。

「楡」という短歌誌の会員でもあった。その一部を今回送って下さった。同感する歌が続いている。私のこのブログを読んで下さる人はいるのかいないのか、コメントが全くないので、分からないが、権星子さんの歌を読んで欲しいと思って、ほんの一部を抜き書きであるがこのブログに載せた。まだまだ沢山あるのに、書ききれない。

彼女は現在、病と闘っている。七歳年長なので私の記憶にない植民地時代の生活も経験して、確かな記憶として残っている。

今年の文在寅大統領と金正恩委員長の会談の時は電話で楽しいい会話を続けて過ごした。朝米会談の時も喜びを分かちあったのに、最近は声を聴くこともまれになってしまったので、私の心は沈むばかりだ。

権 星 子さんの短歌

傷跡 (初期作品) 19719

貧しさに耐え易く身を馴らされて花散らす雨に屑鉄を積む

底ごもる苛立ちに花をむしりつつ不意に来る死を拒まぬかとも

たどたどと朝鮮のうたそらんじて吾が知らぬ祖国愛おしむこころよ

母国語を書かず話さぬ吾が支えうたの幾つは夫も知らざる

夜をしげく飲み帰る夫かわれになき豊かなる匂い身に漂わせ

風花        197111月号

みいくさと疑いわざりし少女期よ雪深き峡に炭を運びて

引綱の肩に食い入る峠越え生木の杖の香にむせびにき

風花は頬をやさしく伝い落ちてふくらみ初めし乳房濡らしき

 汗拭ういとまさえなく積み終えて駐車禁止の区間のがるる

好奇の眼浴びつつ心すでに萎え白バイに鎧うポリスに従きて

力こめて縛りし故紙も幾屯か方にいかつき肉育ちいる

錆色の花        19721

「ソンミの芽はすでに朝鮮にありし」と侵略の惨朝日紙は明らかに載す

「殺される側」たりしは二十年前いまチュチェの朝鮮の子らは豊かに肥る

手の甲の腫れ引かぬまま入荷せし故紙幾百キロにに縄かけてゆく

数枚の千円紙幣に不況見すトラック一車の労賃にして

休耕の谷帰化菊群生し浮遊塵被りて錆色に咲く

醜くも諍えば顔をそむけつつ夕餉の卓に子らは食み居り

「楡」にのりし吾が歌に父は悪役と指摘せる次子のこころ恐れき

いのち燃ゆ        19724

異国語たる日本語にて思考する虚しさに捉われしことも幾たび

幾個所の基地の備えは北を向く吾が祖国をも標的となし

主体思想かかげたゆまぬ民なりき化粧せぬおとめの清しき職場

ハンピラァの力走見したかぶりも阻まれし逢いも淡あわと過ぐ

日本の風土に紛れふたつ()に生き継ぐ日々の根付かぬ理由
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権星子さんの病状の回復を祈りつつ—――。
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# by pcflily | 2018-12-04 20:23 | アリランエッセー | Comments(0)