統一チーム「コリア」

 統一チーム「コリア」

韓国の甥と並びて応援す統一チーム「コリア」に声はりあげて

同胞は統一「コリア」に祖国の統一重ねみて一心同体の応援

南北の老いも若きも幼らも統一チーム「コリア」「コリア」と

「統一します」と吾がいうテレビ見たりしと東西の友より電話かかりきぬ

勝ち負けのそれより貴重な「統一チーム」優勝なせり同胞の喜び

統一「コリア」優勝の瞬間「ジャレッタ」とオモニも吾もオッケチュムす

統一の成りし如くにマンセーとテレビを見つつオモニのおらぶ

統一「コリア」の優勝の記事読みいるに涙のあふれて活字の見えず

悲願なる統一「コリア」の優勝を誰彼なしに礼を言いたし

☆1991年、卓球の南北の統一チーム「コリア」が優勝した。在日同胞は統一が叶ったかのように喜びを分かち合った。私は緑色のチマ・チョゴリ姿で応援に行った。総連中央の女性同盟委員長に、チマ・チョゴリを来てきたのですねと声をかけられた。彼女は洋服姿であった。私が「雨が降ろうと風が吹こうと,民族衣装を守る為にも着なくては」と言ったら、何も答えなかった。
 あの頃の私は、本当に南北朝鮮の統一を信じていた。チマ・チョゴリを着ていたせいか、あまりに真剣に応援をしていたせいか、何人もの人から取材を受けた。そのうちの一つが、テレビに映し出され、、南北東西の知人から、電話がかかってきた。在日朝鮮人の場合は日本中に知人がいる人が多い。繋がっているのだ。
  まさか現在の様な、厳しい時代が待っているとは思っていなかった。ある意味では、信じる物を持っていたので幸せであったと言える。
今は、未来に期待できるものが、何も見えない。
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東北朝鮮学校の1年生として入学した長男の淳馹。、
東北朝鮮学校は、初級部1年生から高級部3年生までが寮生活をしていた。
淳馹は、入学前に、平仮名を全部書くことが出来ていたので、私宛に表書きを書いた葉書を何枚も預けて、困ったことがあったら、何でも書いてポストに入れるようにと言い聞かせてあった。
ポストに入れることが出来ないでそのまま保管してあった葉書の一枚。文面は「オモニ、きてね すぐきてね」だった。
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by pcflily | 2013-12-19 20:37 | 貞花の短歌『身世打鈴』 | Comments(3)  

Commented by pcflily at 2013-12-20 08:53
写真の長男は喜びが顔に溢れている。月に一度は会いに行った。家族が帰る時に、よその子供は帰りたいと大泣きするのに私の子供は決して泣かない子供であった。目を真っ赤にして泣くのを堪えていた。私の姿が見えなくなると、トイレに入って声を上げて泣いていたという。ある時は暗くなった校庭の隅に行って泣いていたという。2年終了の時、もう、オモニにお金がないから、朝鮮学校は止めようねと言ったら、3年生までは通わせて欲しいと言った。僅かな小遣いから、妹と私へのハンカチを買って待っていてくれたこともあった。
あの時の葉書を、今年の夏に息子に渡した。
Commented by 新村 猛 at 2013-12-26 15:14 x
「統一を夢見た」としても国家の形が見えない統一は内乱の危険を孕んだものとなるのではないでしょうか。心ある人びとが一緒に国家を創ろうとしても「権力者」たちは利権を失うまいとして抵抗します。素直な気持ちで統一をという志は大切ですが、きっと現実はなかなかうまくいかないのでしょうね。安倍の主張する「愛国心」と朝鮮の人びとが心に抱く「祖国」への思いとは、似ても似つかぬものです。極右ファシズムの安倍に抗っていかなければと私なりに日本と朝鮮の在り方を考えています。朴貞花さまのように素晴らしい歌を作れると良いのですが・・・浅知短才を恥じています。息子さんの入学時の写真、有能な作家の幼いころの姿とお見受けしました。
Commented by lily at 2013-12-27 10:50 x
新村猛さま 
コメントを有難うございます。
「賢者は砂上に城を築く」かつての私の好きな言葉でした。夢を持つことは、そのようなものだと思ったからです。全てはそこから始まる。夢を持つことが第一歩であると思っていました。
「祖国統一」は私の夢でした。現実を知らなかったのです。最近の私にとって、過去は現実であり未来は幻です。
北の政変には後ろに米国がいるのじゃないのかと独り言を言っていました。驚いたことに、そのように書いている人がいました。
米国の意に添わない人間は潰されると考えています。
○韓国軍に実弾提供(32万5千円相当―中央日報)○普天間飛行場の移設問題解決、そこで安倍首相は堂々と靖国参拝です。
既得権を守ろうとする人間がいる限り、この社会は変わらないのです。この先に何が起こるのでしょうか?恐ろしいーーー。

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