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カスバの女(替え歌)

  貞花の歌う カスバの女 (替え歌)

 カスバの女のメロデイーで


   歌ってあげましょう   私で良けりゃ   

   ソウルの漢江(ハンガン) 花咲く平壌(ピョンヤン) 

   分断された  わが祖国  何故に 統一出来ないの

   誰が 統一 妨げる


    어차피 우리는 나라 잃은 나그네 이남에도 이북에도 살수없는 신세

    이제는 도라가는 고향도 없네 밤마다 마시는 술 쓰디쓴 술

    끔속에서 만나리라 부모형제요

     
     どうせ 私は 流浪の民よ   北にも 南も 住めない 身です

     もはや 戻れる 家もない  夜ごと 飲む酒 あびる酒

     夢に 会いたい 父さま 母さま


     あなたにも 私にも 明日がある  確かな ものなど 見えないけれど

     朝の 来ぬ夜 ないという それを信じて 夜明けまで

     われらの 真実 詠おうよ

     われらの 詩(うた)を 謳おうよカスバの女(替え歌)_f0253572_23395687.jpg 




            
          悲しい時、泣きたくなった時には、子供の頃から、何時も歌を歌っていた。朝鮮の歌を殆んど知らなかったので、日本の歌のメロデーに自分の気持ちを込めて、替え歌にして歌っていた。「カスバの歌」は作詞も作曲も朝鮮人であることを知った。物悲しい曲は私の気持ちにピッタリと添っていた。朝鮮人の悲哀が詰まっている。歌の舞台・場所が「カスバ」であるのは、日本では、「朝鮮」では売れないからであったという。現在の私は歌を歌う元気もなくなり、まして、お酒など飲める元気は全くない。ストレスの解消の方法がない。けれども、諦めることを覚えた。オモニが何時も、私に言い聞かせていた言葉がある「早く、諦めることを覚えて、大人になりなさい」「四季の歌」や「ドレミのうた」等も、替え歌にして歌っていた。

by pcflily | 2013-06-27 00:07 | 『身世打鈴』エッセー  

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